FINAL FANTASY XIII
国民的RPGシリーズの第13作目
Steamのセールで900円だったので買ってプレイしました。前から気になってたんだよね
クリアタイムは36時間13分32秒。
だけどSteamのプレイ時間だと42時間ってなってるのは…?
まず最初に感じたのはグラフィックの綺麗さ
そりゃもうめちゃめちゃキレイ。今のゲームってこんな綺麗なのか!?とびっくりした
これでも2009年のゲームなんだからすげぇや
開発費の70%をグラフィックにつぎ込んでるのではと思うレベルの出来だった。+893点。
音楽もよかった
クソゲーと呼ばれる13も音楽は最高だった。
作品の雰囲気に合っていて、正直これだけでも買った価値はあったと思う。閃光は名曲。+114点
戦闘システム、オプティマも素晴らしいと思った
予めアタッカーやヒーラーやタンクなどの役割をパーティメンバーに指定した「作戦」をいくつか作っておいて、戦闘中に切り替えながら戦うってシステムで、これの戦略性が高くて良い
たたかう連打じゃ勝てない強敵にも考えて作戦を組むことで勝てるようになったり
単調なコマンド選択式のATBでも最後まで戦闘に飽きずにプレイすることができた。+364点
戦闘は面白かった。でも探索はちょっとつまらなかったかな…
よく言われてる通りマップが一本道で、ちょっと脇道に宝箱があるとか本当にそんなレベル
あ、分かれ道だ、目的の場所と逆行ったら宝箱あるかな?→あるという、ただそれだけのマップ。しかも最初からラストまでずっと。
RPGの楽しみの一つがどこにも無かった。これもう映画でいいんじゃない?-114点
戦闘システムが良い、とは言ったものの、このゲーム、後半の難易度が唐突に爆上がりするので逆にそのシステムが仇になる
後半は全部「たたかう連打じゃ倒せない」強敵レベルで、一瞬でも気を抜くと雑魚にすら瞬殺される難易度
いちいちバフデバフかけて~とかやってやっと倒して1戦闘5分。長すぎる。だるい。
しかもマップが1本道(せまい)で、シンボルエンカウントで、敵がこちらに超速で迫ってくる。不可避。
ボスも理不尽で、HPが400万とか普通にある(こちらの通常攻撃は一発2000~4000)
やっとの思いでHP半分削ったと思ったら強化付きで全回復みたいなのもいた。
こいつに関しては敵の攻撃力が低くだるすぎたので戦闘しながら携帯をいじってしまった。なぜこいつを作ったのか、コレガワカラナイ
ラスボスなんて成功法で倒そうとしたら過剰にレベリングしてない限り100%運ゲーで、しかも第二形態で即死魔法を撃ってくる。
操作キャラが死ぬとゲームオーバーになるシステムなので食らったらもちろんやり直し。
一応装備品を付け替えて第二形態からやり直せはするけど、状態耐性の装備を持ってないと詰みなので第一形態(20分かかる)からやりお直し。
で、即死耐性の装備をつけていざ第二形態。今度はHP9割削られた直後毒と相手の即行動で死ぬ
こんなん倒し方見つけるまで絶対倒せないでしょ…
高難易度はいいことだと思うけどオプティマシステムとクソ調整が全て悪い方向に転んで理不尽ゲーになってる -514点
そして肝心要のストーリー。ストーリーは前編フルボイス、ムービーつきでお送りされるのだけど
クソゴミカスクソカスクソゴミカスザコクソクソクソクソクソだった
とにかくクソ。
意味不明な行動理念、激寒な演出、クッソ激烈にダサいセリフ回し、物語の全てがご都合展開(一応理由はある)。
よくわからんことで登場人物が勝手に決意して、勝手に物語を突き進める。置いてけぼりってレベルじゃない
後半のムービーなんて思わず目を伏せて携帯をいじってしまうようなものばかりだった。
もう鳥山がシナリオ書いたゲームは二度とやらないだろうと思った。-114514点
総評
ファルシのルシがコクーンでパージ(笑)みたいなクソさを期待していたら、別方向にぶっ飛んだゲームだった
ファルシもストーリー読めば理解できるようになってるし、マップが一本道なのはまぁ…
クリア後もなんか色々あるみたいだけど、もう勘弁して下さいと思った。続編の13-2もLRもやらなくていいやと思う作品だった
900円でサントラを買ったと思えば全然許せるかな…
-11451419193937103643640000000000000億点